- マリオの歴史は1981年『ドンキーコング』への登場から始まります
- 1985年の初代スーパーマリオから2D・3Dへ大きく進化しました
- マリオ歴史年表を見ると、約45年続く変化の流れが分かります
「マリオって、最初からスーパーマリオブラザーズの主人公だったの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。マリオの歴史年表をたどると、始まりは1985年ではなく1981年までさかのぼります。最初は『ドンキーコング』に登場する一人のキャラクターでした。
そこから横スクロールの『スーパーマリオブラザーズ』、3D空間を自由に走れる『スーパーマリオ64』、宇宙を旅する『ギャラクシー』、世界を巡る『オデッセイ』へと遊びは変わっていきます。2025年には『スーパーマリオブラザーズ』40周年を迎え、2026年にもゲームや映画で展開が続いています。
この記事では、主要作品を発売年順に整理しながら、単にタイトルを並べるだけでなく「何が変わったのか」まで解説します。昔遊んだ作品を探したい人も、マリオがどうして長く愛されているのか知りたい人も、年代を追うだけで全体像をつかめます。

マリオの歴史年表|1981年から2026年までを一覧で確認
最初に、マリオの歴史で大きな転換点になった出来事を年表で見てみましょう。すべての出演作品を並べると膨大になるため、ここではキャラクターやゲームシステムの変化が分かりやすい主要作品を中心にまとめています。
| 年 | 主な出来事・作品 | 歴史上のポイント |
|---|---|---|
| 1981年 | ドンキーコング | マリオの原型となる主人公が登場 |
| 1983年 | マリオブラザーズ | タイトルに「マリオ」が付き、ルイージと活躍 |
| 1985年 | スーパーマリオブラザーズ | 現在につながるスーパーマリオシリーズが始動 |
| 1988年 | スーパーマリオブラザーズ3 | 変身やマップなど遊びの幅が拡大 |
| 1990年 | スーパーマリオワールド | スーパーファミコン世代へ移行 |
| 1992年 | スーパーマリオカート | レースゲームへシリーズを拡大 |
| 1996年 | スーパーマリオ64 | 本格的な3Dアクションへ進化 |
| 2002年 | スーパーマリオサンシャイン | ポンプを使う箱庭型3Dアクション |
| 2006年 | New スーパーマリオブラザーズ | 携帯機で2Dマリオが本格復活 |
| 2007年 | スーパーマリオギャラクシー | 重力を使った宇宙の3Dアクション |
| 2013年 | スーパーマリオ3Dワールド | 3Dとゴール型コースを融合 |
| 2017年 | スーパーマリオ オデッセイ | 広い箱庭とキャプチャーを採用 |
| 2023年 | スーパーマリオブラザーズ ワンダー | 約11年ぶりの2Dシリーズ完全新作 |
| 2025年 | スーパーマリオブラザーズ40周年 | 初代発売から40年 |
| 2026年 | ワンダー Switch 2 Edition・新作映画 | ゲーム以外を含め展開がさらに拡大 |
マリオは「同じゲームを40年以上続けている」のではありません。ハードが変わるたびに、その時代だからできる新しい遊びを取り入れてきたシリーズです。
任天堂公式の「マリオポータル」でも、作品を1980年代・1990年代・2000年代・2010年代・2020年代に分けて確認できます。より細かな出演作まで調べたい場合は、任天堂公式「マリオポータル」のヒストリーが便利です。
1981〜1985年のマリオの歴史|ドンキーコングからスーパーマリオ誕生へ
マリオの歴史は1985年の『スーパーマリオブラザーズ』から始まったと思われがちですが、キャラクターとしての出発点は1981年です。当時のマリオは、現在のように「キノコ王国を冒険するヒーロー」として完成していたわけではありません。
1981年|ドンキーコングでマリオの原型が登場
1981年、アーケードゲーム『ドンキーコング』に、後のマリオとなる主人公が登場しました。樽などの障害物をジャンプで避けながら上へ進み、ドンキーコングにさらわれた女性を助けるアクションゲームです。
この時点ですでに「走る」「ジャンプして障害物を越える」という、後のマリオにつながる基本的な遊びが見えています。任天堂の過去の公式ヒストリーでも、『ドンキーコング』をマリオが初めて登場したゲームとして紹介しています。
1983年|マリオブラザーズでルイージと共演
1983年には『マリオブラザーズ』が登場します。日本のファミコン版は1983年9月9日発売で、任天堂のファミコン年表では「タイトルに『マリオ』がついた初めてのソフト」と説明されています。
この作品ではルイージと一緒に、土管から現れる敵を床下から叩いて倒します。現在のマリオシリーズでおなじみの「土管」や兄弟で遊ぶイメージが、ここでかなり分かりやすい形になりました。
1985年|スーパーマリオブラザーズが発売
大きな節目が1985年9月13日です。ファミリーコンピュータ用『スーパーマリオブラザーズ』が発売され、現在まで続く「スーパーマリオ」シリーズが本格的に始まりました。
画面を右へ進み、ジャンプで敵や穴をかわし、スーパーキノコやファイアフラワーでパワーアップする。今では当たり前に感じる仕組みですが、この基本形は後の作品にも長く受け継がれています。
1981年が「キャラクターとしてのマリオ誕生」、1985年が「スーパーマリオシリーズ誕生」と整理すると分かりやすいでしょう。検索すると年が2つ出てくる理由も、この違いにあります。
1986〜1995年のマリオ歴代作品|2Dアクションからカートへ広がる
初代が完成形だったわけではありません。その後の約10年間で、マリオは変身、ワールドマップ、ヨッシーとの冒険、携帯ゲーム機、レースゲームなどへ一気に世界を広げていきます。
1986〜1990年|2Dマリオが進化した時代
- 1986年:『スーパーマリオブラザーズ2』で高難度コースに挑戦
- 1988年:『スーパーマリオブラザーズ3』で変身やワールドマップが充実
- 1989年:ゲームボーイ『スーパーマリオランド』で携帯機へ進出
- 1990年:『スーパーマリオワールド』でスーパーファミコン世代へ移行
特に『スーパーマリオブラザーズ3』では、しっぽマリオなどの変身や、ステージを選びながら進むマップが印象的でした。一本道を走るだけではなく、「どの道を進むか」「どの能力を使うか」という選択が増えていきます。
1990年の『スーパーマリオワールド』では、スーパーファミコンの表現力を使ったカラフルな世界が登場。ヨッシーの存在も、後のマリオシリーズを語るうえで欠かせない要素になりました。
1992年|スーパーマリオカートでジャンルが広がる
1992年には『スーパーマリオカート』が発売されます。ここで大きいのは、マリオが「ジャンプアクションだけの主人公」ではなくなったことです。
マリオやルイージ、ピーチ、クッパなど、おなじみのキャラクターが同じレースに参加します。シリーズの世界観やキャラクターそのものが、別ジャンルのゲームを成立させる力を持ち始めました。
| 時代 | 代表作 | 広がった遊び |
|---|---|---|
| 1985年 | スーパーマリオブラザーズ | 横スクロール・ジャンプ |
| 1988年 | スーパーマリオブラザーズ3 | 変身・ワールドマップ |
| 1990年 | スーパーマリオワールド | ヨッシー・広いマップ |
| 1992年 | スーパーマリオカート | 対戦レース |
1980年代後半から1990年代前半は、マリオが「1本の人気ゲーム」から「複数ジャンルを持つシリーズ」へ変わった時期と見ることができます。
1996〜2005年のマリオ歴史|スーパーマリオ64で3D時代へ
ファミコン時代のマリオしか知らなかった人が『スーパーマリオ64』を初めて見たとき、同じシリーズとは思えないほど大きな変化を感じたはずです。横方向へ進むゲームだったマリオが、好きな方向へ走れるようになりました。
1996年|スーパーマリオ64が3Dアクションを切り開く
『スーパーマリオ64』は1996年6月23日発売。NINTENDO 64本体と同時に登場した、スーパーマリオシリーズ初の本格的な3Dアクションです。
それまでの2Dマリオでは、基本的に左右へ進みながらゴールを目指しました。『64』では奥や手前にも移動でき、城を探索して絵の中へ入り、広いステージからパワースターを探します。
マリオ史の最大級の転換点は、1985年のシリーズ誕生と1996年の3D化です。任天堂公式も『スーパーマリオ64』について、3Dスティックを生かした遊びが後のシリーズへ大きな影響を与えたと説明しています。
2002年|スーパーマリオサンシャインで箱庭探索が発展
2002年7月19日には、ニンテンドーゲームキューブで『スーパーマリオサンシャイン』が発売されました。南国のドルピック島を舞台に、背中の「ポンプ」を使って水を放ちながら冒険します。
『64』の自由に探索する楽しさを受け継ぎつつ、水を噴射して敵を倒す、汚れを落とす、空中移動するといった独自アクションを追加しました。同じ3Dマリオでも、作品ごとに一つ大きな遊びを加える方向がはっきりしてきます。
1981年の登場から1996年の3D化までは15年。その後も2007年の宇宙、2017年の『オデッセイ』、2023年の『ワンダー』と、大きな変化を重ねています。出典:任天堂「マリオポータル」、各作品公式ページ。
2006〜2016年のスーパーマリオ歴史|2D復活と宇宙への進化
3D作品が進化しても、昔ながらの横スクロールがなくなったわけではありません。2000年代後半からは「2Dの分かりやすさ」と「新しいハードの機能」を組み合わせる流れが強くなります。
2006年|New スーパーマリオブラザーズで2Dが復活
2006年のニンテンドーDS『New スーパーマリオブラザーズ』は、横スクロールの基本へ戻りながら、巨大化する巨大マリオなど新しい仕掛けを加えました。3Dゲームが増えていた時代に、シンプルな2D操作が改めて受け入れられた作品です。
2009年にはWiiで『New スーパーマリオブラザーズ Wii』が登場。複数人で同じコースを遊べるようになり、助け合いながら進むことも、相手を邪魔して笑うこともできました。
2007年|スーパーマリオギャラクシーで宇宙へ
2007年11月1日発売の『スーパーマリオギャラクシー』では、冒険の舞台が宇宙まで広がります。小さな星を走り回り、重力に引かれながら上下が反転するようなコースを進む仕組みが特徴です。
Wiiリモコンのポインター操作や振り操作も使われ、ハードの特徴がゲーム内容そのものへ組み込まれました。「新しいゲーム機になったから映像だけきれいになる」のではなく、操作方法まで遊びへ変えるのがマリオシリーズの特徴です。
2011〜2013年|2Dと3Dの分かりやすさを融合
2011年の『スーパーマリオ3Dランド』や2013年の『スーパーマリオ3Dワールド』では、3D空間を動きながらも、コースの最後にゴールを置く分かりやすい構造が取り入れられました。
「3Dはどこへ行けばよいか分からない」という人でも進みやすく、2Dマリオで慣れ親しんだゴール型の感覚で遊べます。ネコマリオのような新しい変身も加わり、家族や友達と一緒に遊ぶ方向も強まりました。
この時代は「2Dか3Dか」の二択ではなく、それぞれの長所を組み合わせる試みが増えました。シリーズが初心者にも遊びやすい理由の一つです。
2017〜2024年のマリオ歴代作品|オデッセイとワンダーで再び変化
Nintendo Switchの時代になると、マリオは過去の人気作を受け継ぎながら、新しい操作や予想外の仕掛けを前面に出します。その代表が2017年の『スーパーマリオ オデッセイ』と2023年の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』です。
2017年|スーパーマリオ オデッセイで世界を旅する
『スーパーマリオ オデッセイ』は2017年10月27日にNintendo Switchで発売されました。大きな箱庭を自由に歩き回る3Dマリオとしては、『スーパーマリオサンシャイン』以来15年ぶりとなる作品です。
特徴は、帽子のキャッピーを投げ、敵や物へ「キャプチャー」できること。クリボーやキラーなど、これまでなら倒す対象だったキャラクターの能力を使って進めるため、マリオ本人だけではできない動きが増えました。
2023年|スーパーマリオブラザーズ ワンダーが2Dを刷新
2023年10月20日には『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が発売されました。横スクロールの「スーパーマリオブラザーズ」シリーズとしては、2012年の『New スーパーマリオブラザーズ U』以来、約11年ぶりの完全新作です。
ワンダーフラワーに触れると、土管が動き出したり、地形そのものが変化したり、いつものルールが突然崩れます。ゾウマリオという大胆な変身も加わりました。
『ワンダー』の面白さは、40年近く親しまれてきた横スクロールの基本を残しながら、「次に何が起きるか分からない」感覚を取り戻した点です。古い形式を捨てず、驚きだけを新しくする作り方と言えます。
「昔のマリオと最近のマリオは別物?」と思うかもしれませんが、走る・ジャンプする・仕掛けを見て操作するという中心部分は今も変わっていません。
2025〜2026年のマリオ最新史|40周年とNintendo Switch 2・映画へ
2025年9月13日、『スーパーマリオブラザーズ』は発売40周年を迎えました。1985年にファミコンで始まったシリーズが、家庭用ゲーム機を何世代もまたいで続いていることになります。
2025年|スーパーマリオブラザーズ40周年
任天堂は40周年に合わせ、ゲームや展示、イベントなどさまざまな企画を展開しました。公式のスーパーマリオブラザーズ40周年ページでも、一年間の展開が紹介されています。
同年10月2日にはNintendo Switch向けに『スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2』も発売されました。過去作を保存するだけでなく、現在の環境で遊びやすく届け直す流れも続いています。
2026年|ワンダーがNintendo Switch 2へ
2026年3月26日には『スーパーマリオブラザーズ ワンダー Nintendo Switch 2 Edition + みんなでリンリンパーク』が発売されました。新エリア「リンリンパーク」が追加され、家族や友達との対戦・協力遊びが広がっています。
2023年に発売した作品を単純に移植するのではなく、新しいハードに合わせた遊びを足している点は、これまでのマリオ史とも共通します。
2026年|ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー公開
ゲーム以外の展開も続いています。2026年4月24日には、任天堂とイルミネーションによる映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が日本で公開されました。
マリオは現在、ゲーム機の中だけで歴史を積み重ねているキャラクターではありません。映画やテーマパーク、グッズなどへ世界が広がり、ゲームを遊ばない世代にも知られる存在になっています。
独自分析|マリオ歴史年表を「遊びの変化」で見る7つの転換点
作品名だけを覚えるより、「何が変わった年なのか」で見るとマリオの歴史はずっと理解しやすくなります。ここでは、約45年を7つの転換点に分けます。
- 1981年:ジャンプする主人公
-
『ドンキーコング』で障害物をジャンプして避けるアクションの原型が登場しました。
- 1985年:横スクロールの完成
-
走る、跳ぶ、パワーアップするというスーパーマリオの基本がまとまりました。
- 1992年:別ジャンルへ拡大
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『スーパーマリオカート』によって、キャラクターの魅力がアクション以外にも広がります。
- 1996年:3D空間へ
-
『スーパーマリオ64』で自由な方向へ走り、探索する3Dアクションへ進化しました。
- 2006〜2007年:2Dと3Dが並立
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2Dの『New』と3Dの『ギャラクシー』が続き、異なる遊び方が共存するようになります。
- 2017年:遊び方そのものを乗り換える
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『オデッセイ』のキャプチャーにより、敵や物の能力を使う遊びが中心になりました。
- 2023年以降:予想を裏切る遊びへ
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『ワンダー』ではコースそのものが変化し、慣れた2Dマリオに驚きを戻しています。
この流れを見ると、マリオが長く続いた理由は「昔と同じだから」でも「毎回すべてを変えたから」でもありません。ジャンプや分かりやすい操作など、残す部分を決めたうえで、一作品ごとに新しい驚きを足しています。
例えば『64』では2Dの操作感をそのまま3Dへコピーせず、3D空間を探索する遊びへ作り替えました。一方の『ワンダー』は横スクロールそのものを捨てず、ステージの常識が変化する仕掛けを加えています。
「変えない核」と「時代ごとに変える遊び」を分けていることが、マリオシリーズ最大の特徴です。歴史年表をこの視点で見ると、各作品がなぜ登場したのかまでつながって見えてきます。
マリオ史を覚えるなら「1981誕生→1985初代→1996年3D→2007年宇宙→2017年オデッセイ→2023年ワンダー」の6点を押さえると、全体の流れをつかみやすくなります。
マリオの歴史年表まとめ|40年以上変わり続けるゲームシリーズ
マリオは1981年の『ドンキーコング』から歩みを始め、1983年『マリオブラザーズ』、1985年『スーパーマリオブラザーズ』を経て、世界を代表するゲームキャラクターへ成長しました。
1996年には『スーパーマリオ64』で3Dへ進み、2007年には宇宙、2017年には世界旅行、2023年には「ワンダー」による予想外のコース変化へ発展しています。2025年には初代『スーパーマリオブラザーズ』40周年を迎えました。
2026年にもNintendo Switch 2向け作品や映画が展開されており、歴史はまだ続いています。マリオの歴史とは、同じヒーローが時代ごとの新しい遊び方を案内してきた歴史と考えると分かりやすいでしょう。
年代だけ覚えるなら、1981年「誕生」、1985年「スーパーマリオ開始」、1996年「3D化」、2017年「オデッセイ」、2023年「ワンダー」、2025年「40周年」が主要ポイントです。

